先日、多摩川の河川敷に行ったときのこと。 散策しながら草むらを歩いていたら、 ズボンや靴に、トゲトゲが沢山刺さっていました。 どうやら犯人はこいつのようです。 ビックリしたのは、ただ刺さるだけでなく、 刺さった後トゲトゲが絡みつき 軽く引いただけでは抜けないのです。 その高性能さに驚きました。 動物の毛にひっついて、種を遠くに運ぶ知恵なのでしょうが このトゲができあがるのに、恐らく何千、何万年と時間をかけて進化したのでしょう。 くっつきが悪い種は淘汰され、より性能の良いトゲを持った種が生き残るのです。 自然界にあるあらゆるものが(もちろん人間も含む)、 長い長い年月をかけて作られた結晶です。 いつか、それらを壊さず、共存していける世の中を作れればなあ、と ズボンと靴に刺さったトゲを抜きながら、ぼんやり考えました。 シリーズ:コロポックルの視点
by inokumaphoto
| 2009-11-12 23:57
| 木・花
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Photo By Inokuma
シリーズ物
百種類の花の写真に、花言葉を添えて紹介するシリーズ。絵手紙風。 「写真とタイトルだけで意味を伝える」がコンセプト。でも、ときどき文も書きます。 沢山の人が住み、日々進化し続ける街。そして、昔ながらの人情、古い町並みも残す街。そんな、複雑な都市、東京の写真を載せていくシリーズ。 当ブログの、冬の風物詩(?)です。冬のちょっと寂しい木々の写真にHDR加工を使って、不思議な世界を演出します。 HDR(ハイダイナミックレンジ)という画像処理を使って加工した写真。街中写真が中心。文章がちょっと小難しい。 秋の紅葉の写真を集めたもの。「紅」とありますが、黄色い紅葉写真も含みます。 水泡を含んだ蜘蛛の巣を撮るシリーズ。綺麗さ重視。 リバースアダプターという特殊な器具を用いて撮った写真。超マクロ世界。不思議さ重視。 紫陽花の写真を集めたもの。憂鬱なる梅雨の癒し。 ちょっとしたお気に入り写真を集めたもの。なぜか、あまり共感を得られません。 |
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