以前、知人がこんなことを言っていた。 人一倍努力を重ねてきたのに、なぜ報われないのだろう、と。 今日は、ふと思い出したその言葉から発展したことについて書いてみる。 努力とは、2つの要素がある。 一つは成果を上げよう、上達しようということに費やした時間や労力。 これを便宜上「力」と呼ぶ。 もう一つは、その「力」をどこに向けるか、すなわち「方向」。 努力とは、この2つの要素が作るベクトルのことである。 例えば、東大に合格し、勉学を極めたいと考えている人がいるとする。 彼は寝る間も惜しんで、自分の力を磨いた。 しかし、彼が磨いたのがサッカーの技術だとしたら? これは、いささか的外れである。 仮にJリーグ選手になれるほどの力を手に入れも、当初の目的は達成できない。 「方向」が違うのである。 また、知識を付けるために、時間を費やしたとする。 しかし、それにかけた時間が1日1時間程度だった場合、これでも達成が難しい。 「力」が不足していると言える。 努力をしている人の中で、なかなか報われないと考える人は、 「力」と「方向」が両立していない可能性が高い。 一般的に「力」の方を重要視され、「方向」が軽く見られがちだ。 恐らく「力」の方が目に映りやすいからだろう。 「方向」をしっかり定める、一番有効な手は「目標」を立てることである。 「目標」に向かって「方向」を合わせれば、あとは「力」を振るうのみである。 このように、しっかりと「努力」をマネジメントする。 これが「成功」の秘訣である。 シリーズ:HDRな日常
by inokumaphoto
| 2009-11-18 22:02
| 街の建造物
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Photo By Inokuma
シリーズ物
百種類の花の写真に、花言葉を添えて紹介するシリーズ。絵手紙風。 「写真とタイトルだけで意味を伝える」がコンセプト。でも、ときどき文も書きます。 沢山の人が住み、日々進化し続ける街。そして、昔ながらの人情、古い町並みも残す街。そんな、複雑な都市、東京の写真を載せていくシリーズ。 当ブログの、冬の風物詩(?)です。冬のちょっと寂しい木々の写真にHDR加工を使って、不思議な世界を演出します。 HDR(ハイダイナミックレンジ)という画像処理を使って加工した写真。街中写真が中心。文章がちょっと小難しい。 秋の紅葉の写真を集めたもの。「紅」とありますが、黄色い紅葉写真も含みます。 水泡を含んだ蜘蛛の巣を撮るシリーズ。綺麗さ重視。 リバースアダプターという特殊な器具を用いて撮った写真。超マクロ世界。不思議さ重視。 紫陽花の写真を集めたもの。憂鬱なる梅雨の癒し。 ちょっとしたお気に入り写真を集めたもの。なぜか、あまり共感を得られません。 |
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