今日の写真は、photoshopを使って意図的にノイズを加えました。 普通、ノイズは除去するものですが、中途半端なノイズ除去をするならば あえてノイズを加えた方が簡単で、面白い画に仕上がります。 「押してダメなら引いてみろ」ですね。 *** 人間の目が捉えられる光は、「可視光」と呼ばれます。 赤から紫で構成されている虹の色がまさにそれで 可視光より波長が長い、あるいは短いと、目では捉えることが出来なくなります。 携帯電話の電波、テレビやラジオの電波、電子機器が発する電磁波などは 可視光とは波長が違うだけで、同じ電磁波の仲間です。 もちろん目には映りません。これを不可視光といいます。 人間が作る街は、すべて人間のポテンシャルに合わせて作られています。 つまり、人間の目に映る可視光と、人間の目に映らない不可視光。 これらを人間の目の都合によって使い分けています。 もし、不可視光を見る目があったとしたら、 携帯やらテレビやらの電波も見えてきて、きっと混乱するでしょう。 人間以外の動物は、必ずしも人間と同じ目のスペックを持っているわけではなく、 もっと敏感に電磁波を見分ける目を持っているものもいます。 それらの目でこの東京の街を眺めたら、ノイズで溢れた五月蠅い街だと思うかもしれません。 シリーズ:創生区・東京
by inokumaphoto
| 2010-01-25 22:18
| 風景
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Photo By Inokuma
シリーズ物
百種類の花の写真に、花言葉を添えて紹介するシリーズ。絵手紙風。 「写真とタイトルだけで意味を伝える」がコンセプト。でも、ときどき文も書きます。 沢山の人が住み、日々進化し続ける街。そして、昔ながらの人情、古い町並みも残す街。そんな、複雑な都市、東京の写真を載せていくシリーズ。 当ブログの、冬の風物詩(?)です。冬のちょっと寂しい木々の写真にHDR加工を使って、不思議な世界を演出します。 HDR(ハイダイナミックレンジ)という画像処理を使って加工した写真。街中写真が中心。文章がちょっと小難しい。 秋の紅葉の写真を集めたもの。「紅」とありますが、黄色い紅葉写真も含みます。 水泡を含んだ蜘蛛の巣を撮るシリーズ。綺麗さ重視。 リバースアダプターという特殊な器具を用いて撮った写真。超マクロ世界。不思議さ重視。 紫陽花の写真を集めたもの。憂鬱なる梅雨の癒し。 ちょっとしたお気に入り写真を集めたもの。なぜか、あまり共感を得られません。 |
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