僕は、写真を撮りに出かけるときは一人で行きます。 場所は様々ですが、撮影中に見知らぬ人から声をかけられることがしばしばあります。 たわいのない会話を2,3交わしてそれっきりですが 都会のど真ん中でこういう出会いがあるのは、なんだか新鮮です。 あと、カメラマンを頼まれることもよくあります。 声をかけられ「すみません、撮ってください」とカメラを差し出される、アレです。 こないだは、1時間に3回もやりました。 「あなたのカメラで、代わりに写真撮ります/1回50円」というプラカードを出していれば 撮影場所への交通費くらい稼げるんじゃないかと思うほどです。 この手のお願いで一番困るのは、相手がどのような構図を好むのか解らないということです。 人物はアップなのか、引きなのか、 配置は、日の丸構図でいいのか、きちんと分割を意識したものがいいのか、 テーマは人物なのか、背景なのか、、、 はっきり言って、こんなことをクドクド聞いてたら「もういい、別の人に頼みます」って言われるでしょう。 だから、いろいろ掻い摘んだ、無難な構図を心がけます。 結構、神経を使ってしまいます。何枚も撮るわけもいかないし。。。 今日の写真は、なんだか不思議な植物で「雪餅草(ユキモチソウ)」といいます。 まるで餅を乗せたような風貌で、プニプニしてそうです(僕は触ってないですが、実際プニプニだそうです) これは、神代植物公園の警備員の人が、 「ちょっと、ニイちゃん、面白いものがあるよ」と、場所を教えてくれたものです。 なぜ警備員の人がわざわざ教えてくれたのかは謎ですが、 面白い植物と巡り合わせてくれたので、感謝しています。
by inokumaphoto
| 2010-05-28 21:08
| 風景
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Photo By Inokuma
シリーズ物
百種類の花の写真に、花言葉を添えて紹介するシリーズ。絵手紙風。 「写真とタイトルだけで意味を伝える」がコンセプト。でも、ときどき文も書きます。 沢山の人が住み、日々進化し続ける街。そして、昔ながらの人情、古い町並みも残す街。そんな、複雑な都市、東京の写真を載せていくシリーズ。 当ブログの、冬の風物詩(?)です。冬のちょっと寂しい木々の写真にHDR加工を使って、不思議な世界を演出します。 HDR(ハイダイナミックレンジ)という画像処理を使って加工した写真。街中写真が中心。文章がちょっと小難しい。 秋の紅葉の写真を集めたもの。「紅」とありますが、黄色い紅葉写真も含みます。 水泡を含んだ蜘蛛の巣を撮るシリーズ。綺麗さ重視。 リバースアダプターという特殊な器具を用いて撮った写真。超マクロ世界。不思議さ重視。 紫陽花の写真を集めたもの。憂鬱なる梅雨の癒し。 ちょっとしたお気に入り写真を集めたもの。なぜか、あまり共感を得られません。 |
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