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斜陽の刻に観測された傾斜的事象

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標識は辺りを見回し、ふと思った。
「いつから世界はこんなに曲がってしまったんだろう」、と。

アスファルトの地面は、前々から思っていたことがある。
「あいつ、なんであんなに曲がってしまったんだろう」、と。



互いに見れば、相手が曲がっている様に見えるだろう。
相対的な視点である。

なら、どちらの主張が正しいのか。
それを見極めるには、絶対的な視点が必要とされる。



現実でも、こういったことは散見される。
この写真ぐらい解りやすければ、苦労はないんだが。


by inokumaphoto | 2009-02-03 20:01 | 標識


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